【変動金利が不安な方へ】フラット35「子育てプラス」は5年だけじゃない!最大15年優遇の完全攻略マニュアル

【変動金利が不安な方へ】フラット35「子育てプラス」は5年だけじゃない!最大15年優遇の完全攻略マニュアル

「変動金利が、いよいよ本格的に上がりそう…」

そんなニュースを見るたび、マイホーム計画にブレーキがかかっていませんか?

かといって、安心の全期間固定金利「フラット35」に目を向けると、「うーん、やっぱり金利が高い…」と、ため息がこぼれる。

そのお気持ち、痛いほど分かります。

特に、これから教育費や物価高とガチで戦っていく子育て世帯にとって、住宅ローンの金利は死活問題。

まさに「安心」と「安さ」を天秤にかける、究極の二択を迫られている気分ですよね。

そんな中、登場したのが

『フラット35 子育てプラス』

フラット35

「お、子育て世帯なら金利が安くなるの?最高じゃないか!」

…と思ったのも束の間。

 「…ん? でも、どうせ当初5年だけなんでしょ?」 

「6年目から返済額がドカンと上がって、結局、変動金利より苦しくなるんじゃないの?」

もしあなたが今、そう思っているなら、非常にもったいない誤解をしています。

断言します。この制度の本当の凄さは、「当初5年」だけではありません。 

実は、家の性能やエリア次第でポイントを合算し、「6年目~10年目」、さらには「最大15年間」も金利優遇が続く「繰り越しルール」が存在するんです。

ただ、この制度、まるで最新スマホの料金プランみたいに「ポイント制」がとにかく複雑…。 

ご安心ください。この記事は、そんな分かりにくい制度を「で、結局うちは最大何年、いくら安くなるの?」という一点に絞って解き明かす、世界一分かりやすい完全攻略マニュアルです。 

この記事を読めば、あなたが「5年だけ」の恩恵で終わるのか、それとも「15年」の恩恵を引き出せるのかが、5分でスッキリ分かります。

さあ、一緒に「我が家の最大ポイント」を見つけにいきましょう!

目次

「子育てプラス」は5年だけじゃない!最大15年優遇のケース別シミュレーション

子育てプラス」は5年だけじゃない!最大15年優遇のケース別シミュレーション

「難しい話はいいから、結局いくら安くなるの?」

承知いたしました。まず結論からお見せします。

この「子育てプラス」の最大の魅力は、

獲得したポイントによって「優遇が5年で終わるパターン」と「6年目以降も優遇が続くパターン」があることです。

2025年10月現在のフラット35金利(年1.89%)を基準に、3,500万円を35年返済(元利均等)で借りた場合、どれだけお得になるか試算しました。

基準の返済額(優遇なし / 1.89%):月々 約119,742円

「当初5年だけ」安くなるパターン(4ポイント以下)

まず、多くの人がイメージする「5年だけ優遇」のパターンです。

例えば、「子ども1人(1P)+長期優良住宅(3P)=合計4P」を獲得した場合。

  • 獲得ポイント:4ポイント
  • 金利優遇:当初5年間、年▲1.0%(4P×0.25%)
  • 優遇金利(1~5年目):年0.89% (1.89% – 1.0%)
スクロールできます
期間優遇金利月々返済額基準金利との差額
当初5年間年0.89%約102,480円月額 約17,262円お得
6年目以降年1.89%約119,742円
5年間の総お得額約1,035,720円

※あくまで試算です。

これだけでも100万円以上お得です。しかし、「6年目から返済額が月1.7万円も上がるのか…」と不安になりますよね。

ご安心ください。この制度の真価はここからです。

【朗報】「6年目以降も」安くなるパターン(5ポイント以上)

次に、この制度を最大限に活用する「6年目以降も優遇」のパターンです。

例えば、「子ども2人(2P)+ZEH住宅(3P)=合計5P」を獲得した場合。

  • 獲得ポイント:5ポイント
  • 金利優遇:
    • 当初5年間:年▲1.0%(※優遇の上限)
    • 6~10年目:年▲0.25%(5Pのうち、5年で使いきれなかった1P分が繰り越し!)
スクロールできます
期間優遇金利月々返済額基準金利との差額
当初5年間年0.89%約102,480円月額 約17,262円お得
6~10年目年1.64%約115,501円月額 約4,241円お得
11年目以降年1.89%約119,742円
10年間の総お得額約1,290,180円

※あくまで試算です。

6年目以降も優遇が続き、10年間のトータルで見るとさらにお得になりました。

【最大活用】「15年間」安くなるパターン(9ポイント以上)

「最大15年優遇」のケースです。

これは、合計9ポイント以上を獲得した場合に適用されます。

  • 獲得ポイント(例):9ポイント
    • (内訳例:子ども3人(3P) + ZEH(3P) + 長期優良住宅(1P) + 地域連携(2P) = 合計9P)
  • 金利優遇:
    • 当初5年間:年▲1.0% (4P分消費)
    • 6~10年目:年▲1.0% (4P分消費)
    • 11~15年目:年▲0.25% (残り1P分消費)
【ポイント内訳例】最大9ポイントを獲得するモデルケース
スクロールできます
期間優遇金利月々返済額基準金利との差額
当初5年間年0.89%約102,480円月額 約17,262円お得
6~10年目年0.89%約102,480円月額 約17,262円お得
11~15年目年1.64%約115,501円月額 約4,241円お得
16年目以降年1.89%約119,742円
15年間の総お得額約2,325,900円

※あくまで試算です。

【返済額推移】最大優遇(9ポイント)適用時の月々返済額

【重要】変動金利(0.9%)と比較すると…?

では、最近の地銀で多い金利水準、変動金利(仮に年0.9%)と比較するとどうでしょうか。

  • 変動金利(0.9%)の返済額:月々 約102,642円

驚くべきことに、4ポイント以上を獲得(=金利0.89%)できれば、当初5年間は「子育てプラス」を使ったフラット35の方が、変動金利よりも月々の返済額が安くなります。(102,480円 vs 102,642円)

「変動金利が不安」という方にとって、「当初5年(または10年)は変動より安く、かつ35年間金利上昇の不安ゼロ」という選択肢が生まれるのです。

次の章では、あなたが「6年目以降も」安くなるパターン(5ポイント以上)、あるいは「15年」の最大優遇を狙えるのか、その核心である「ポイント制」の仕組みを徹底的に解説します。

「ポイント制」完全マニュアル|6年目以降も優遇を継続させる「合算ルール

なぜ「子育てプラス」で金利が最大15年も安くなるのか?

その答えは、この制度が「子育て世帯向けの優遇」と、従来の「住宅性能に応じた優遇(フラット35Sなど)」を合算できる仕組みになったからです。

まるでスマホの料金プランで、「家族割(=子育て)」と「高性能機種(ZEHなど)への乗り換え割(=家の性能)」を、両方フルで適用(合算)できるようになったイメージですね。

フラット35子育てプラス
こちらは住宅金融支援機構の子育てプラスのパンフレットから一部抜粋させていただいたポイント獲得の仕組みになります。
以下のSTEP1~説明と合わせてご覧いただくとより理解が深まると思いますのでご活用ください。

STEP1:基本ルール「1ポイント=当初5年・▲0.25%」を理解する

まず、基本ルールは非常にシンプルです。

1ポイント = 当初5年間の金利を 年▲0.25% 引き下げるチケット

つまり、4ポイント獲得できれば「4P × 0.25% = 年▲1.0%」の優遇を「当初5年間」受けられる、ということです。

STEP2:「子育てプラス」の真価は「ポイント繰り越し」にあり!

ここが最重要ポイントです。

この制度には「当初5年間で使える優遇は、最大4ポイント(▲1.0%)まで」という上限があります。

「え、じゃあ5ポイント集めても意味ないじゃん!」

…そう思ったあなた、早まってはいけません。

当初5年間で使いきれなかったポイントは、6年目以降に「繰り越し」されて使えるのです。

これが、「子育てプラス」の真価であり、最大の攻略ポイントです。

STEP3:ポイントを「①家族+②住宅性能+③エリア」でかき集める

では、その大事なポイントは何で貯まるのか?

ポイント源は、大きく分けて以下の3種類あり、これらを合算できます。

  1. 家族構成ポイント(子育てプラス)
    • 若年夫婦世帯 or 子ども1人:1ポイント
    • 子ども2人:2ポイント
    • 子ども3人以上:3ポイント
  2. 住宅性能ポイント(フラット35Sなど)
    • ZEH住宅:3ポイント
    • 長期優良住宅:1ポイント
    • 金利Aプラン(省エネ等):1ポイント
  3. 管理・エリアポイント(地域連携型など)
    • 管理計画認定マンション:1ポイント
    • 地域連携型(子育て支援など):2ポイント

例えば、「子ども1人(1P) + ZEH住宅(3P) + 地域連携(2P) = 合計6ポイント」といった具合に合算していきます。

これが知りたかった!「5ポイント以上の繰り越しルール」

では、集めたポイントが「何年間」優遇に変わるのか、パターン別に見ていきましょう。

【比較】獲得ポイント別の総お得額シミュレーション

合計4ポイント以下の場合(当初5年間で終了)

  • 例:子ども1人(1P)+ 長期優良住宅(1P)= 合計2P
  • 1~5年目:2P × 0.25% = 年▲0.5% 優遇
  • 6年目以降:優遇終了(ポイント使い切り)

合計5ポイントの場合(6~10年目も優遇!)

  • 例:子ども2人(2P)+ ZEH住宅(3P)= 合計5P
  • 1~5年目:上限の4Pを消費 → 年▲1.0% 優遇
  • 6~10年目使いきれなかった1Pが繰り越し年▲0.25% 優遇
  • 11年目以降:優遇終了

合計9ポイント以上の場合(11~15年目も優遇!)

  • 例:子ども3人(3P)+ ZEH(3P)+ 長期優良住宅(1P)+ 地域連携(2P)= 合計9P
  • 1~5年目:上限の4Pを消費 → 年▲1.0% 優遇
  • 6~10年目:さらに上限の4Pを消費 → 年▲1.0% 優遇
  • 11~15年目使いきれなかった1Pが繰り越し年▲0.25% 優遇
  • 16年目以降:優遇終了

いかがでしょうか。子供の人数によるところも大きいとは思いますが、国が強力に推進しているZEHや長期優良住宅などとも絡んでいるため、このような高性能住宅を検討中、かつ変動金利の上昇にリスクを感じているご家庭には選択肢の一つになる住宅ローンではないでしょうか。

「子育てプラス」とは、単に子育て世帯が1Pもらえる制度ではなく、「家の性能」や「エリア」と合算して5ポイント以上を目指し、「6年目以降の繰り越し優遇」を獲得するための「鍵」となる制度なのです。

次の章では、あなたが具体的に何ポイント獲得できるのか、チェックリストで確認していきます。

【我が家は何ポイント?】「子育てプラス」対象条件&ポイント計算シート

【我が家は何ポイント?】「子育てプラス」対象条件&ポイント計算シート

ここからは、あなたが最大何ポイント獲得できるのかを計算していきます。

まずは、この制度の「入口」である「子育てプラス」自体の対象になるかを確認しましょう。

あなたは対象?「子育て世帯」「若年夫婦世帯」の定義

「子育てプラス」家族構成ポイントをもらうには、申込時に以下のどちらかを満たす必要があります。

  1. 子育て世帯
    • 申込年度の4月1日時点で、18歳未満の子どもがいる世帯。

  2. 若年夫婦世帯
    • 申込年度の4月1日時点で、夫婦のどちらかが40歳未満の世帯。

「うちは子どもが19歳だけど、夫婦(42歳と39歳)だから対象」

「うちは夫婦(45歳と41歳)だけど、子どもが17歳だから対象」

といった具合です。両方当てはまる場合は、もちろん対象です。

ポイントは4グループの「合算」で決まる!

ここからが本番です。ポイントは、大きく分けて以下の4つの「グループ」から、それぞれ1つずつ選んで合算できます。

グループ①:家族構成ポイント

上記「子育て世帯」または「若年夫婦世帯」に当てはまる場合、以下のポイントがもらえます。

  • 1ポイント:若年夫婦世帯 または 子ども1人
  • 2ポイント:子ども2人
  • 3ポイント:子ども3人以上

※「若年夫婦(1P)かつ子ども2人(2P)=合計3P」とはならず、世帯の状況に応じて最も高いポイント(この場合は2P)が適用されます。

グループ②:住宅性能ポイント【フラット35S】

購入する住宅の「省エネ性・耐震性」などに応じたポイントです。(このグループからは1つだけ選択)

  • 3ポイントZEH(ゼッチ)住宅
  • 2ポイント金利Aプラン(長期優良住宅、耐震等級3など)
  • 1ポイント金利Bプラン(省エネ基準適合など)

グループ③:住宅性能ポイント【維持保全・管理】

購入する住宅の「長持ち・管理体制」に応じたポイントです。(このグループからも1つだけ選択)

  • 1ポイント長期優良住宅
  • 1ポイント管理計画認定マンション

【重要】グループ②と③の合算ルール

少し専門的な話になりわかりにくいのですがここが最重要ポイントです。

例えば、「ZEH」で「長期優良住宅」でもある物件の場合、

  • グループ②(S)から「ZEH」で3ポイント
  • グループ③(維持保全)から「長期優良住宅」で1ポイント

となり、合計4ポイントを獲得できます。

(「長期優良住宅はグループ②の金利Aプラン(2P)にも該当するのでは?」と思いがちですが、その場合でもグループ②からは最も高いZEH(3P)が選ばれ、グループ③の1Pが別で加算される、と理解するのが正解です)

グループ④:エリアポイント【地域連携型】

自治体と連携した制度が使える場合のポイントです。(このグループからも1つだけ選択)

  • 2ポイント地域連携型(子育て支援)
    • (これは、自治体が独自に「子育て支援」の補助金などを出している場合に、フラット35が連携して優遇する制度です。対象エリアは限られるため、不動産会社や自治体への確認が必要です)

こちらの「【フラット35】地域連携型 連携する地方公共団体」のページから、あなたのお住いが該当する地域なのか確認することが可能です。

【実践】我が家の合計ポイントを計算してみよう(チェックリスト)

さあ、いよいよ計算です。

以下の①~④のグループから、当てはまるポイントを合計してください。

【①】家族構成ポイント

  • □ 若年夫婦世帯 または 子ども1人 (1P)
  • □ 子ども2人 (2P)
  • □ 子ども3人以上 (3P)
  • あなたの①ポイント:___ P

【②】住宅性能(S)ポイント (※この中から最も高いPを1つ)

  • □ ZEH (3P)
  • □ 金利Aプラン (2P)
  • □ 金利Bプラン (1P)
  • あなたの②ポイント:___ P

【③】住宅性能(維持保全)ポイント (※この中から1つ)

  • □ 長期優良住宅 (1P)
  • □ 管理計画認定マンション (1P)
  • あなたの③ポイント:___ P

【④】エリアポイント (※この中から1つ)

  • □ 地域連携型(子育て支援) (2P)
  • あなたの④ポイント:___ P

★ あなたの合計ポイント = ①+②+③+④ = _____ ポイント

いかがでしたか?

合計ポイントが「5ポイント」を超えましたか?

もし超えていれば、あなたは「6年目以降も優遇が続く」権利を獲得したことになります。

次の章では、このお得な制度を利用するための具体的な申請手続きについて解説します。

わかりにくい場合は先ほどのこちらの資料で確認してください

申請はいつ・どうやる?「子育てプラス」利用の4ステップ・マニュアル

申請はいつ・どうやる?「子育てプラス」利用の4ステップ・マニュアル

この制度を利用するための手続きは、大きく分けて4つのステップで進みます。特に「ステップ1」が最も重要です。

ステップ1:物件決定前(ポイント対象の住宅か確認)

「子育てプラス」の利用は、金融機関に申し込むよりずっと手前の「物件選び」の段階から始まっています。

なぜなら、ポイントの大部分を占める「住宅性能(ZEHや長期優良住宅など)」は、契約する物件がその基準を満たしていなければ、後からどうすることもできないからです。

検討中の物件(新築・中古問わず)を見つけたら、不動産会社やハウスメーカーの担当者に、呪文のようにこう唱えてください。

「この物件で、フラット35のZEH(3ポイント)は取れますか?」

「この物件は、長期優良住宅(グループ②で2P、③で1P)の対象ですか?」

ここで「あ、それなら適合証明書(※)が出せますよ!」と明確な回答が得られればOKです。もし担当者が渋い顔をしたら、その物件ではポイント獲得が難しいかもしれません。

(※適合証明書:その物件がフラット35の技術基準を満たしていることを証明する重要書類です)

ステップ2:金融機関への申込時(申告書の提出)

ポイント対象の物件を決めたら、いよいよ住宅ローンの申込みです。

フラット35を扱っている金融機関(銀行やモーゲージバンクなど)の窓口で、本申込みをする際に、「フラット35の子育てプラスを利用したい」と明確に伝えてください。

おそらく「【フラット35】子育てプラス利用に関する申告書」といった専用の書類(金融機関によって名称は異なる場合があります)への記入を求められます。

ここで、前の章で計算した「我が家は何ポイント取れるか」を申告します。

ステップ3:必要な確認書類(これが一番タイヘン!)

申告したポイントが正しいかを確認するため、証拠となる書類(=確認書類)の提出が必要です。

  • 家族構成ポイント(グループ①)の確認書類
    • 住民票の写し(家族全員が記載されているもの)
    • (必要に応じて)戸籍謄本(子どもとの続柄確認のため)
    • (胎児の場合)母子健康手帳
  • 住宅性能・エリアポイント(グループ②③④)の確認書類
    • 適合証明書(または設計検査に関する通知書など)
    • (地域連携型の場合)自治体が発行する補助金交付決定通知書 など

正直、この書類集めが一番面倒くさいパートです。

ですが、このひと手間を惜しむかどうかで、総返済額が100万円、200万円と変わってくるのです。まるで「期限内にクエストをクリアしてレアアイテム(金利優遇)をもらう」ようなもの。ここは頑張りどころです。

マイホームお金の相談窓口ではわかりにくいフラット35をご利用の方へお申込みから融資実行までワンストップでお手伝い可能となっております!もちろん今回お話ししている「子育てプラス」による金利優遇も対応可能です!

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ステップ4:審査・金銭消費貸借契約

提出された書類一式を、金融機関と住宅金融支援機構が審査します。

ここであなたの「合計ポイント」が正式に確定し、適用される金利(優遇幅と期間)が決定します。

無事に審査が承認されれば、あとは金融機関と「金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)」(いわゆるローン契約のことです)を結ぶだけ。

契約書にハンコを押す際は、「優遇金利(例:当初5年 年0.89%)」「優遇期間(例:6年目~10年目 年1.64%)」が、あなたが計算した通りの内容になっているか、最後の最後にもう一度だけ、ご自身の目でしっかり確認してくださいね。

【FP本音解説】変動金利が不安な今、「子育てプラス」が「最強の代替案」である理由

変動金利が不安な今、「子育てプラス」が「最強の代替案」である理由

ここまで読んでくださったあなたは、おそらく「ポイントを5つ以上集められそうだし、当初5年が変動金利より安くなる(※)なら、絶対こっちが良いのでは?」と感じ始めているかもしれません。

(※前の章の試算:子育てプラス(4P以上)→0.89% vs 変動金利→0.9%)

その判断、FPとして「大いにアリ」です。

なぜなら、2025年10月現在の金融情勢が、明らかに「変動金利のリスク」を高めているからです。

なぜ今、変動金利が「不安」なのか?

2024年に日銀がマイナス金利を解除し、日本の金利は十数年ぶりに「正常化」へと舵を切りました。

今(2025年10月)は、市場が「次の追加利上げはいつか?」と固唾をのんで見守っている、いわば「嵐の前の静けさ」のような状態です。

円安による物価高は止まらず、政府・日銀への利上げ圧力は強まる一方。かといって急激に金利を上げれば、景気が一気に冷え込みかねない。

このジレンマの中、2026年以降、日銀がジワジワと金利を引き上げていくシナリオは、専門家の間でも「既定路線」となりつつあります。

変動金利を選ぶということは、この「いつ上がるか、どこまで上がるか読めないマラソン」に、0.9%という最前列からスタートするようなものです。体力(家計)に自信があれば良いですが、多くの子育て世帯にとっては不安で仕方ないはずです。

メリット:変動より安く「金利上昇ストレス」から解放される「保険

そこで「子育てプラス」です。

最大のメリットは、シミュレーション結果の通り、

「金利上昇の不安がない全期間固定金利」でありながら、「当初5~10年間は、変動金利(0.9%)並みか、それ以下の返済額(0.89%)」を実現できる点に尽きます。

これは、金利上昇が現実味を帯びてきた今だからこそ、とてつもないアドバンテージです。

変動金利が「いつ上がるか分からないストレス」を抱え続けるのに対し、「子育てプラス」はそのストレスから完全に解放されます。

特に、子どもが小さく、これから教育費の貯蓄を本格化させたい「人生の貯め時」である当初10年間の家計を「確定」させ、変動金利より安く抑えられる。

これはもう、単なるローンではなく、「家計を守る最強の保険」と言っても過言ではありません。

デメリット:対策可能な「予定された返済額アップ

もちろん、デメリット(注意点)もあります。

それは、優遇期間が終わる「6年目」や「11年目」に、返済額がカクンと上がることです。

  • 1~5年目(0.89%):約102,480円
  • 6~10年目(1.64%):約115,501円(←ここで 月1.3万円アップ

ただし、これは変動金利の「いつ・いくら上がるか分からない」という恐怖とは全く質が違います。

「子育てプラス」の返済額アップは、あらかじめ「予定されたもの」です。

「5年間で浮いた約103万円は、6年目以降の増額分として手を付けずに貯めておく」という対策が、契約時から明確に立てられます。

【FPの結論】この時期だからこそ、最強の選択肢

住宅ローン選びは、「損得」だけで決めてはいけません。あなたの「性格」と、そして「借りる時期」が重要です。

私自身の考えとしては

「金利上昇が現実味を帯びてきた2025年秋という“時期”において、
変動金利のニュースに怯えたくない性格の子育て世帯にとって、
これ以上ない、最強の“代替案”である」

です。

「安心」と「安さ」。

かつては二者択一だったこの難問に、「変動が不安な今」だからこそ、「子育てプラス」という完璧に近い答えが出ているのです。

よくある質問とその回答

Q1. 「子育てプラス」には年収制限(所得制限)がありますか?

いいえ、当初から年収制限(所得制限)は一切ありません。フラット35本体のルールと同様に、年収がいくらであってもご利用いただけます(※)。そのため、世帯年収が高めの子育て世帯も、気兼ねなく利用できるのが大きなメリットです。(※ただし、年収に応じた「総返済負担率」(年収に占める年間返済額の割合)の上限審査は別途行われます)

Q2. 住宅ローンを借りた後に子どもが生まれたら、ポイントは追加されますか?

残念ながら、後から追加(変更)することはできません。「子育てプラス」のポイント算定は、あくまで住宅ローンの「申込年度の4月1日時点」の家族構成で確定します。借り入れた後に子どもが生まれても(あるいは18歳を超えても)、優遇期間や優遇幅が途中で変わることはありません。だからこそ、申込み時点での家族計画が重要になります。

Q3. 「フラット35S」や「地域連携型」とは併用できますか?

はい、併用できます。というより、この制度は「フラット35S(住宅性能)」や「地域連携型(エリア)」と積極的に併用(合算)することに最大の価値があります。本文で解説した通り、各グループのポイントを合算して「合計5ポイント」以上を目指し、6年目以降の「繰り越し優遇」を勝ち取ることが、この制度を最も賢く使う攻略法です。

Q4. 優遇が終わる11年目以降、金利が高すぎて払えなくなったらどうなりますか?

「子育てプラス」は全期間固定金利のため、金利が「上がる」わけではなく、優遇が終わって申込時の「基準金利(今回の試算では1.89%)」に「戻る」だけです。変動金利のように青天井で上がり続ける不安はありません。もし返済額アップが心配なら、優遇期間中(1~10年目)に浮いたお金で「繰り上げ返済」を進め、11年目以降の元本を減らしておくのが最も効果的な対策です。

Q5. 申請が通らない(ポイントが足りない)ケースはありますか?

最も多いのは、住宅の性能がポイント基準を満たしていないと判明するケースです。特に「ZEH」や「長期優良住宅」は、物件の「適合証明書」が発行されない限りポイントが認められません。口約束ではなく、物件の契約前に、不動産会社やハウスメーカーに「この物件で希望のポイント(例:ZEHで3P)が取れるか、書類は揃うか」を必ず確認することが重要です。

まとめ

まとめ
2025年秋は「変動不安」の時代。子育てプラスは最強の代替案

金利上昇が現実味を帯びてきた今、変動金利の「いつ上がるか分からないストレス」を抱える方にとって、全期間固定の安心と当初の安さを両立する「子育てプラス」は、まさに最強の保険であり、賢明な選択肢となり得ます。

まとめ
最大の価値は「5年だけ」じゃない!「最大15年」の繰り越し優遇

この制度の核心は、ポイントの繰り越しルールにあります。合計5ポイント以上で「6~10年目」も、合計9ポイント以上なら「11~15年目」も優遇が継続します。「当初5年だけ」というのは、ポイントが4以下の人の話です。(※あまり現実的ではありませんが、お子様の人数によっては16年目以降の優遇獲得も可能です)

まとめ
【朗報】当初5年は「変動金利より安い」逆転現象も

今回の試算(フラット1.89%)では、4ポイント以上獲得すると優遇金利は「0.89%」になりました。これは、仮定した変動金利「0.9%」よりも低い数値です。「固定金利は高い」という常識を覆す、今だけのチャンスです。(※2025年10月現在、地銀や信金などの金利が1%程度のケースも増えてきているので逆転の可能性もあります)

まとめ
ポイントは「家族+住宅性能+エリア」の4グループ合算で決まる

「子ども2人(2P)+ZEH(3P)」で合計5Pを達成するなど、ポイントは合算できます。特に「住宅性能」のポイントが大きいため、物件選びの段階で「この家は何ポイント取れるか?」という視点を持つことが攻略の鍵です。

まとめ
デメリットは「予定された返済額アップ」。だから対策可能

優遇が終わる6年目や11年目に返済額が上がるのは事実ですが、これは「予定された」増額です。変動金利のリスクとは質が違います。優遇期間中に浮いたお金を計画的に貯蓄・繰り上げ返済に回すことで、十分に対策が可能です。

マイホームお金の相談窓口ではわかりにくいフラット35をご利用の方へお申込みから融資実行までワンストップでお手伝い可能となっております!もちろん今回お話ししている「子育てプラス」による金利優遇も対応可能です!

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きむら たかゆき

マイホームお金の相談窓口 代表FP
(旧新潟ファイナンシャルデザイン)
一般社団法人 住宅ローンサポート協会 代表理事

元住宅営業 / 元住宅ローン会社役員 / セミナー実績100件以上 / テレビ出演 / 新聞掲載

1,200 組

相談実績

15 年

FP 歴

16,000人

Xフォロワー

元住宅営業

元住宅ローン会社役員

メディア出演多数

メディア掲載・セミナー実績

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